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2010年02月22日

我が家のお守り


我が家の玄関には水字貝を付けている。
水字貝は、この辺り(沖縄全域か?)では
魔除けの貝だ。宮古島では何らかの形で
置いている家は多い。
なぜ魔除けかというと、そのトゲが、魔物を
追い返すという意味らしい。
同じ意味で、形は違うが、他のトゲのある
貝なども魔除けとして使われている場合もある。
内地などで鬼がヒイラギの葉を嫌うのと
同じ考えだ。
玄関に吊したりするだけでなく、門柱の上に
ただ置いたり、門扉に下げたりもしている。
前読んだ本で、家畜小屋の入り口に吊したり
したと書いてあった気もする。
枕元に置くというのも聞いたことある。
とりあえず、魔物が入ってきそうな場所と
いうことだろう。
とすると、魔物は正面から入ってくるという
ことか?
この風習の中には、琉球神道や風水は、
影響を及ぼしていないように思える。

ちなみに水字貝とは、読んで字の如く、
見た目が水の字に似ているからです。
他にヤドゥムラ(宿守)またはヤドゥムラ貝、
ピンザ貝等とも呼ばれるようです。
ピンザとは、山羊のことで、風化して、貝殻が
真っ白になった時に山羊に似ているから
らしいです。写真だと下側が頭になります。




Posted by eco係 at 11:59│Comments(0)
 
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