てぃーだブログ › 1日1エコ › マングローブ林の不思議な種

2010年05月08日

マングローブ林の不思議な種


今日は、マングローブ林に行く機会が
あり、ヒルギの種の珍しさを再確認できた。
マングローブとは、汽水域で生息する植物
の総称だが、その代表的な植物であるヒルギ
の種についてです。
ヒルギの種は胎生発芽という手段を使います。
汽水域、そして流れもあるという過酷な条件
での種を残す手段です。
なんと種はまだ木にくっついているうちに、
発芽します。写真の中央、茶色っぽいのが
種。それから下向きにひょろひょろ伸びている
緑のものが、胚軸というらしいけど、要は根と
新芽の間の茎みたいなもの。
そしてこれがポトリと落ちる頃には新芽も
出ているのです。
つまり、ヒルギの種は親から離れた最初は、
地面に突き刺さって、根を張ることだけに
頑張れば良いということになっています。




Posted by eco係 at 21:14│Comments(0)
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。